新型コロナウイルス感染が妊娠与える影響に関して
妊娠中に新型コロナウイルスに感染した場合でも、基礎疾患を持たない場合は同年代の妊娠していない女性と変わらないとされています。
しかし、妊娠後期に感染すると、早産率が高まり、患者本人も一部は重症化することが報告されております。また、新型コロナウイルスに感染した妊婦から胎児への感染の可能性は低いと考えられています。
妊娠初期または中期に新型コロナウイルスに感染した場合においても、ウイルスが原因で胎児に先天異常が引き起こされる可能性は低いとされています。
妊婦の方を優先接種とする理由
妊娠 28 週以降の妊婦は重症化のリスクが上昇することや臍帯血の酸素飽和度は、母体血中より低く、母体血SpO2が95%以下でも胎児が低酸素状態となり、胎児死亡のリスクが上昇します。
ワクチン接種の予約方法
診療時間内にお電話にて予約をお願い致します。
妊婦接種の安全性
これまでの研究、接種後の経過において、副反応の頻度等は一般の方と同等です。
また、胎児への影響は報告されておらず、一般と同様に接種できます。
また、妊娠週数に限らず接種でき、妊活中でも接種可能です。
ワクチン接種対象
当院で受診歴のある妊婦なか(妊娠週数を問いません)の患者様および同居の家族(満12 歳以上)。町田市民が対象ですが、町田市内医療機関で妊婦健診を受けている方や、分娩予定の市外の方 (里帰り出産の方)も同様に接種できます。
母子手帳などで確認してください。
※市街の方は厚労省・コロナワクチンナビから請求書を取得してください。