プラセンタ療法について
プラセンタとは?
プラセンタ(Placenta)とは英語で「胎盤」のことですが、医療の世界では日本語に訳されずにそのままカタカナで定着したものです。胎盤は妊娠中にだけ作られる臨時の臓器ですが、多様な効果があるので大昔から薬として用いられてきました。
現在、医療機関が使用するプラセンタ注射薬は、感染症のないヒトの胎盤のみを原料として作られたもので、厚生労働省で医薬品として認可されています。
効果の理由は「自然治癒力」
プラセンタの薬理作用は、免疫活性化·抗炎症·抗酸化·解毒·基礎代謝向上·自律神経調整など数多く確認されています。要するに人がもともと持っている、体を回復しようとする力「自然治癒力」を強力にバックアップしてくれるのです。
長年の研究や臨床でその効果は証明済みですが、単一の有効成分が特定されているわけではありません。タンパク質·アミノ酸·ビタミンなど含まれる多くの成分が複合して相互作用しながら効果を出してるのではないかと考えられています。
プラセンタが有効な症状と摂取方法
プラセンタが有効な症状
プラセンタは大変用途が広いので、ここでは女性向けの代表的な物を表示しています。
(*印は健康保険が適用されます。)
- 婦人科更年期障害*・乳汁分泌不全*・月経前症候群(PMS)
- 女性内科貧血・倦怠感・頭痛・肩こり・腰痛・めまい・冷え性・便秘・アレルギー・肝機能障害*
- 心療内科自律神経失調症・不眠症・うつ病
- 美容皮膚科皮膚炎・肌荒れ・ニキビ・しみ・たるみ・薄毛
- その他歯周病・緑内障
プラセンタの取り入れ方
定期的に皮下注射を行います。1回の量や間隔は目的と症状に合わせて調整しますが、定期的に継続することが大切です。用法にもよりますが、効果が出るまで数ヶ月かかる場合もあります。
経口摂取できるサプリメント(ブタ由来)も扱っておりますので、ご興味のある方はスタッフにお声をおかけください。
プラセンタの安全性
プラセンタ注射薬には今のところ重大な副作用は報告されていません。ただし、ヒト由来のプラセンタを接種することによる変異型クロイツフェルトヤコブ病(vCJD)の感染リスクはゼロではないので献血ができなくなります。(輸血はできます。)
料金(自由診療)
1回(1アンプル) |
1,320円 |
回数券(11回分) |
11,000円 |