子宮頸がん・子宮体がん・卵巣がん検診
子宮頸がん・子宮体がんの検診は、まず問診・内診の後、細胞診と経膣エコーを組み合わせて行います。卵巣がんは細胞採取ができないので内診とエコーを行います。
- 内診
-
内診台に上がっていただき、視診・触診・膣鏡診を行います。全ての基本となる重要な診察なのですが、内診を避けたくて検査をなさらない方もいらっしゃいます。病気の辛さに比べればわずか数分のことですので、どうか検査を優先してください。どうしても心配な方は女性スタッフがサポートいたしますので予めご相談ください。
- 経膣エコー検診
-
経膣エコーとは、膣内に直径20mmほどのプローブと呼ばれる機器を挿入し、そこから超音波を出して子宮の状態を画像で確認する検査です。卵巣まで網羅して鮮明な画像が得られるので、子宮がん・卵巣がんだけでなく、子宮筋腫・卵巣腫瘍・子宮内膜症などさまざまな異常を発見できます。
- 細胞診
-
先端がブラシ状の細長い棒を挿入し細胞を採取し顕微鏡で観察します。
子宮頸がん細胞診の場合は、子宮口とその周辺なのでほとんど痛みもなく1~2分で終わります。子宮体がん細胞診は子宮の奥深くの内膜から細胞を採取するので(子宮口を通過させる時に)痛みを感じる場合があります。負担を軽減するため、子宮口が下がって開きやすくなっている時期を選んでの採取をおすすめしています。
- HPVテスト
-
子宮頸がんは、ある種のHPV(ヒトパピローマウイルス)に感染した細胞の遺伝子が、突然変異を起こすことが原因であると判っています。当院では、液状検体細胞診で細胞の状態とHPVの感染を同時に調べる検査方法を採用しています。
料金(自由診療)
子宮頸がん検診(内診+細胞診) | 6,050円 |
---|---|
高リスクHPV核酸検出検査 | 4,400円 |
子宮体がん検診(内診+細胞診) | 8,800円 |
経膣エコー検診 | 6,050円 |
町田市の子宮頸がん検診について
町田市に住民票があり、かつ条件に該当する場合は、子宮頸がん検診(細胞診のみ)が1,000円になります。自己負担の補助や免除を受けられる方は、かならず受付で受診票や証書をご提示ください。ご提示のない場合は通常料金になります。細かい条件など詳しくは町田市のホームページをご覧ください。